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古くなってきたベランダの屋根 修理価格の相場は?

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ベランダと言えば洗濯物を干すだけでなく、ガーデニング、日光浴をする時にも利用できるまさに家の休憩所のような使い方もできるスペースです。ベランダには雨をしのぐための屋根が取り付けられている事もありますが、年月が過ぎれば雨、風、雪、紫外線等の環境的な要因でベランダの屋根もボロボロになってきてしまい、見た目も格好悪いだけでなく雨をしのげなくなって屋根の機能も無くなる恐れがあります。また、家によってはベランダに屋根が無い場合もあり、機能性を考えて屋根が欲しいと考える方もいるかもしれません。

今回はベランダの屋根が劣化してきており、屋根の修理や張り替えを検討している方、屋根を新しく設置したいと考えている方へ、屋根を新品として設置する場合と屋根を張り替えるだけの場合で考えられるメリットとデメリットについてご紹介していきます。

1.ベランダに屋根を新しく設置する・既設の張り替えをする場合の押さえるべき点

新しい引越し先にベランダがあると、そこで色々な楽しみを見つける事も出来ます。しかし、ベランダに屋根が無い場合も開放感があって良い物ですが、洗濯物をベランダに干せなくなり、夏場だと強い日差しを防げなくなってしまいますので、人によってはベランダに屋根が無い事に不便を感じるかもしれません。

そのため、屋根が欲しいという方は新しく屋根を設置する必要がありますが、その場合は施工価格や様々な屋根の種類を把握し、ベランダに設置したい理想的な屋根を検討しましょう。また、ベランダが南向きか北向きかによっては設置がオススメされないケースもありますので、設置時はベランダの向きにも注意が必要です。

1-1.新規設置のほうがお金はかかる

ベランダに屋根を新しく設置する場合、当然ですが既設の屋根の張り替えよりも新規で設置する方が施工価格が大きくなります。さらに設置条件によってはクレーンの使用が必要だったりするとより費用がかかりますので、張り替えだけ価格差はより大きな物になります。ベランダと家の形状にもよりますが、ベランダに屋根を新規設置する場合は材料費と施工価格が10万円以上かかる可能性は視野に入れておきましょう。

逆に屋根の素材がボロボロなだけで、骨組みはまだしっかりとしている場合は張り替えだけで済むケースもあります。その場合は施工価格も10万円未満になる可能性もありますが、張り替えだけを希望してもそれだけで済むかどうかはベランダの屋根がどうなっているか詳しい確認も必要であるため、場合によっては新規設置にある可能性も視野に入れておきましょう。

1-2.ベランダの屋根のタイプについて

ベランダの屋根といっても様々な形状があります。例として、マンション等であれば元々マンションの屋根や上のベランダが屋根代わりになっていたりします。この場合は劣化の心配などは基本的にありませんが、人によっては開放感があまりないというデメリットがあります。

ベランダに屋根を新規設置する場合であれば、フラット型とR(アール)型の2種類の形状から選べます。フラット型は屋根が平らになっており、見た目がスタイリッシュになるので家とのデザイン性を優先するならフラット型が人気です。逆にR型は屋根の先端が丸いため、見た目は少し柔らかい印象を受けやすいです。R型の大きなメリットは積雪の多い地域だと雪が落ちやすくなるので雪の重みで屋根が壊れたり、除雪作業の必要性が少ないが強みです。逆にフラット型だと積雪の多い地域では設置が難しい事もありますので、住んでいる地域によっては設置を断られる可能性もあります。

2.ベランダの屋根を工事してくれるのはどこ?

ベランダの屋根を仮に修理、張り替え、新規設置してもらう場合、どこに頼めばよいのかと言うことです。基本的には家を建てたハウスメーカー、または屋根の修理や張り替えを引き受けてくれる施工業者に依頼する事になります。もちろんですが、ベランダの屋根を修理・施工依頼する時はなるべく修理・施工価格が安い業者さんを選びたいですが、安さを優先する余り手抜き工事をするような業者を選んでは意味がありません。さらにベランダと家の形状等からベランダの屋根に対する修理・施工価格は素人には予想がしづらく、格安でやってくれると言っていたのに実は他の業者よりも遥かに高かった、という事もあります。そのため、ベランダの屋根を修理してくれる業者様選びも重要な点なのです。

2-1.悪徳業者に注意!

「どこよりも安くします!」等を謳い文句にしてお客様を集め、実際に施工を依頼したら素人にはわからない言葉を並べてベランダの屋根にかかる施工価格を釣り上げ、最悪の場合は手抜きをしたりとロクな仕事をしない悪徳業者もいます。しかも手口が巧妙なため、言っている事の真偽を確かめるのは素人には特定方法がありません。

ネットで評判を調べるのも良いのですが、時間がかかりすぎてしまいますので手っ取り早く探す方法があります。それは「屋根が突風のせいで壊れた、修理を依頼したい」と電話口で言う事です。優良な業者様であれば「突風なら加入している火災保険で修理できる可能性があります」と提案してくれますが、悪徳な業者や技術力の無い業者だと「見てみないとわからない」と言って火災保険の事に触れませんので、かなりの確率で業者様の優劣を見分ける事ができます。

2-2.他に注意すべき不審な点は?

ベランダの屋根の修理・施工価格について難色を示した際に大幅な値引きを提案してきたり、やたらと契約をせがんでくる等の怪しい点を感じたら依頼をやめておきましょう。また、こちらからの質問した事に、うろたえたり、よくわかりませんという知識が無さそうな感じがした場合も要注意です。しっかりとした屋根の修理ができる優良な業者様であれば、修理・施工価格は詳しい見積もりをしないと値引き等も提案できない事を知っておりますし、知識もしっかりとありますので基本的な質問にしどろもどろになる事はありません。以上のような不審な点があったら依頼をやめておきましょう。

3.まとめ

ベランダの屋根を新規設置・張り替えをする時に気になるのが形状と施工価格です。屋根の形状については、住んでいる地域の気候によってはオススメ出来ない事もあります。また、ベランダの屋根の修理を依頼する時の業者様選びも、安いからという理由で決めず、しっかりとした技術のある業者様に依頼しましょう。

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