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部屋の模様替え!「大型家具や家電の移動」はプロに任せて!

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部屋の模様替えや地震対策として「家具を動かしたい」と思ったことはありませんか?一度設置するとなかなか動かしにくい家具や大型電化製品ですが、場所を移動することでだいぶ雰囲気が変わり安全性も高まるメリットがあります。

しかしいくら家の中だからといって、自分や家族だけで動かすことは可能でしょうか。お金を掛けたくないからと言って無理して自分だけでなんとかしようとすると、思わぬ事故やケガにつながりかねません。今日は重くて大きな家具の移動はどうするべきか、プロに頼むときの注意点などをまとめてみました。

1.自分だけで大型の家具の移動は可能か

模様替えや生活スタイルを変えるため、すでに部屋に置いてある家具すべてを自分で動かすことは可能でしょうか。それは家具の大きさや重さ、移動する距離によって違うようです。テレビ台やテーブル、椅子や小さめの本棚といった家具なら工夫して移動できるかもしれません。

しかしベットや食器棚、タンスなどの大型家具はどうでしょうか。最近では大型の家具や家電を動かせるような便利グッズなどもありますが、その多くが1人ではなく2人以上で工夫して持ち運べるようになっています。

またもし移動できなくても、途中で動かした状態で再びもとに戻すのも至難の技です。バランスを崩して家具が倒れた場合、簡単に壁や床に穴が空いてしまいます。何より家具の下敷きになって骨折などの大きなケガにつながることも十分考えられます。

1-1.大型家具の重さはなんと100キロ以上

普段何気なく見ている家具には、結構な重さがあります。例えば体を支える木製ベットは約40キロ、3人掛けのソファーは50キロあり、婚礼タンスや大型の本棚は100キロから150キロもの重さがあります。

こんな重い家具を自分だけで運び、バランスを崩して下敷きになったらどうなるでしょうか。本棚やタンスの場合、状況によっては圧死してしまうほどの重さがあります。大人2人で運んだとしても1人に掛かる重さは50キロです。普段から重いものを持ち運ぶことに慣れていない場合、腰や膝に負担がかかり、たった一回の模様替えで身体に支障が出てしまうこともあるのです。

1-2.家具の移動で多い失敗、「養生処理」の怠り

大きな家具や家電を運ぶとき、部屋に「養生処理」が必要なのはご存知でしょうか。これは重いものを引きずったりぶつけたりして傷がつかないよう、フローリングや壁などにあらかじめカバーなどをつけておく下準備です。

プロの引っ越し屋さんや電気屋さんはよく行う作業ですが、素人の場合この養生処理をしないで家具や家電を運んでしまうことが多く、結果的にフローリングを傷つけたり、家具を倒して壁に大きな穴をあけてしまったりする失敗例が多くあります。ましてや住んでいる場所が賃貸の場合、傷つけてしまった部屋の修復費用がとても高くなってしまうこともあります。

2.無理をせず、家具を運んでくれるプロに頼もう

大きなケガを負ったり、部屋の壁や床を傷つけてしまったり。自分で大型の家具や家電を運ぶのはとてもリスクがあります。

たった一部屋の移動であっても、そうした家具を移動させるときはちゃんとしたプロにお願いしましょう。お金は多少掛かっても、多くの場合自分と部屋を傷つけない保証があるので安心できます。

2-1.頼むプロは「便利屋さん」がおススメ

大型家具の移動を頼む相手は「便利屋さん」か「引っ越し業者」に頼むのが一般的です。

便利屋さんの場合一人暮らしの女性や高齢者から家具の移動を頼まれることも多く、家具や家電の取り扱いにもなれているので安心です。部屋の模様替えをしたいので、大型の本棚を隣の部屋に移してほしいという依頼も多く受けています。来てもらったついでに、電球の交換や伸びきった草木の剪定を頼むなんてことも出来ます。(別途料金が必要)

引っ越し業者も家具や家電の移動は慣れています。ただ作業員が2人以上で対応することも多いので、ちょっとした移動だと料金はやや高く感じるかもしれません。一階から二階へ家具を移動したい、運ぶ家具が複数あるといった大掛かりな移動のときには便利でしょう。

2-2.見積もり料金、養生処理はあるか聞くのがポイント

家具の移動を依頼するときは、しっかりと見積もり金額や安全に運べるのかを確認しましょう。

便利屋さんも引っ越し業者も、基本的に仕事に掛かる時間と人数によって値段が決まります。一例として大型のタンスを2階の部屋に運びたいとき、作業員は1人につき3000円だが作業に2人必要で1時間ほどかかるので、合計6000円ほどになります。これに万が一家具に損傷がおきた場合の保険、養生処理をお願いすると4000円ほどプラスされます。そのため大型家具や家電の模様替えなどの移動に掛かる費用は1万円前後と考えて良さそうです。

ただ引っ越し業者の場合、繁忙期にお願いすると値段がかなり跳ね上がることもあります。いつでも安定した値段を表示してくれるのは便利屋さんの方と言えるでしょう。

2-3.プロに頼むことで地震対策もできる

うちは特に模様替えなんてしない…そう考えている人も「地震対策」は万全でしょうか。

大震災を経てさらに地震が多くなっている日本、自分の住んでいる場所に今後再び大きな地震が来たら、家具や家電の倒壊の危険性も高まります。

便利屋さんなどに家具の移動を頼む際は、地震のときを考えた配置や安全対策についてのアドバイスをもらいましょう。例えば本棚を移動する際には一緒に防災グッズを取り付けてもらう依頼もできます(別途料金が必要な場合もあります)。部屋の雰囲気を変えるための家具や家電移動だけでなく、自分や家族の安全を考えて今一度家具が安全な場所にあるのか見直してみましょう。

2-4.大型家電の移動は対応しているか、確認しよう

大型家電を移動させる場合、多くは電気店から新しい家電を購入して古い家電を引き取ってもらうことになります。しかし中には実家で不要になった冷蔵庫を使うために、古い冷蔵庫を自分で処分しなければならない、といったケースもあります。

家電の場合リサイクル法があり、市区町村に粗大ごみとして出すことは難しいでしょう。またドラム式洗濯機などの大型家電に至っては重さが80キロほどあり、一人で搬入するのはほぼ不可能です。

家電に関しては家具よりデリケートに扱わなくてはならないので、プロに任せる場合は家電にも対応しているのか確認しましょう。多くの便利屋さんは家電商品にも対応しており、不要になった電化製品を有料で引き取ってくれるサービスも行っているのでとても便利です。

まとめ

最近では何でも自分で行うことが流行っています。模様替えに至っても、壁紙の色を自分で塗り変えたりクロスを張り替えたりと、プロに任せず自分だけで行うことも楽しみとなっているようです。

しかし大型家電や家具の移動に関しては、非常に危険と隣り合わせの為プロに頼むのがおススメです。内容にもよりますが、多くの場合1万円前後の料金です。これで危険な目に会わず、さらにキレイに部屋の印象が変わったり地震対策もできたりするならば、プロに任せた方がお得と言えるのではないでしょうか。

また力作業に自信がある方でも家具や家電の移動は無理をしてはいけません。特に大型家電の場合、少し横に傾けただけで内部の機械が故障してしまうこともあります。

さらに住みやすく居心地の良い部屋にするためにも、家具や家電の移動は業者をうまく利用して行うようにしましょう。

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