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障子をカーテンに変えてみる!和室に似合うカーテンと取付方法

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和室には障子が付きもの。しかし、障子はメンテナンスの手間もかかり防音などもしにくいものです。そこでおすすめしたいのがカーテンを和室に取り入れることです。では、どのようにカーテンを和室に取り入れていったら良いのでしょうか。

1.和室にカーテンをかけるのは変?

「和室にはやっぱり障子」という固定観念を持っている人が多いですが、意外と和室にカーテンという組み合わせは似合うものです。そんなカーテンを取り入れる際に知っておきたいポイントを紹介しましょう。

1-1.そもそもどちらも機能・働きは同じ

まず、障子にしてもカーテンにしても、その機能はほとんど同じであることを再確認しましょう。どちらも視界と光を遮り、屋内にプライベート性を与えてくれるものです。そのため、基本的に取り替えても問題はないということを知っておきましょう。

1-2.和室にカーテンが変だという固定観念

和室にカーテンを取り入れるのは変だと考える人がいますが、少し立ち止まって考えてみる事が大事です。自宅に和室がある方は、自分の家の和室を見渡してみましょう。和室には本来似つかないはずの給湯器やクーラーなどが置いてある筈です。こういった給湯器なども最初は和室には合わないと見なされていたものですが、時とともに人々の目が慣れていったために違和感を感じなくなっているのです。

和室にカーテンを取り入れることもこれと同じです。ひょっとしたら最初は少し変に思う人もいるかもしれませんが、次第に目に慣れてくるもの。このように、時間が経てば次第に溶け込んでいくこともあります。まずはカーテンを試してみることが第一歩です。

1-3.和室に合うカーテンはたくさんある

最近では和室に合うようなカーテンが増えてきていることも知っておきましょう。和室に合うような素朴な柄のカーテンや障子柄のカーテンもあります。このようなカーテンを利用していけば、より和室にカーテンを取り入れやすくなるでしょう。

和室に合うようなカーテンは選びやすくなっていますが、和室だからといって必ずこうしたカーテンを利用しないといけないというわけでもありません。むしろ、和室に洋風のカーテンを取り入れることによって、ビビッド感が出たり、独特の異国情緒が生まれることもあります。そのため、あまり「和室にはこういった柄でないといけない」といった考えにとらわれることなく、色々なカーテンを試していきたいものでしょう。

1-4.実際の活用事例を見てみる

カーテンを実際に和室に取り入れた住宅などを見てみることもおすすめです。こういった住宅を見れば実に自然にカーテンと和室が調和しているのかが解るでしょう。また、最近のモデルハウスにはカーテンを最初から和室に取り入れている部屋もあります。「カーテンを取り入れると実際にどうなるのか知りたい」といった人はこういったモデルハウスを訪れてみるのも良いでしょう。

2.和室にカーテンを取り入れるメリット

和室にカーテンを取り入れることによるメリットは実は意外と多いもの。そんなメリットを紹介していきましょう。

2-1.管理の手間が大幅に減る

障子はその独特な雰囲気や通気性の良さなどが魅力です。しかし、障子は何よりも手間がかかるもの。地域や住宅によっては年に何度か張り替えないといけないということもあります。他にも、障子は枠にホコリが溜まりやすく、日に一度は掃除しないと汚く見えてしまいます。

障子は汚れやすいことも知っておきましょう。障子は何と言っても紙ですから、少しのことで汚れてしまいます。紙質によっては触っただけで手垢がついて汚れてしまうようなものもあり、管理の手間が大変です。これがカーテンであれば汚れも付きにくいですし、何よりも簡単に取り外して洗えます。

取り換えをする際にも障子の場合には張替えに数時間はかかりますが、カーテンであれば違った柄のカーテンをつけるだけ。このような手軽さもカーテンならではです。

2-2.子供がいる家庭にもカーテンは便利

障子の欠点の一つが「子供にいたずらされてしまう」ことです。障子に穴を開けられて困ったといった経験をしたことがある人も少なくないはず。このように、子供がいる家庭だと障子は使いにくいものですが、カーテンならばこういった問題もありません。

2-3.畳の日焼けも防げる

日が強い地域だと障子では光を遮切れずに「畳が日焼けする」ことがあります。これは見た目にも良くないですし、畳の機能性を奪ってしまうことしばしば。こんな”畳の日焼け”もカーテンで防いでいく事が可能です。
カーテンであれば簡単に2重にするなどして遮光の程度を変えられることもメリット。

2-4.現代のライフスタイルに適しているカーテン

カーテンは現代のライフスタイルにも最適です。障子だと夜間にも光を遮切れずに「外の光が入ってきて眠れない」といったこともあります。他にも、障子は防音性も弱くなっており、外のノイズが入りやすいことも難点。これがカーテンであれば、こうした問題も生じにくくなります。特に音が気になる場合には防音カーテンを取り入れてみるというのも良いでしょう。また、防湿性があるカーテンなど、実に色々な機能を持ったカーテンがあり、それだけ部屋に取り入れやすくなっています。

2-5.カーテンならば簡単に部屋の模様替えができる

和室は中々部屋の雰囲気を変えづらいもの。壁の塗替えも大変ですし、洋室のようにガラッと雰囲気を変えることができません。そんな和室にカーテンを取り入れれば、気軽に和室の雰囲気を変えることができます。秋はもみじ柄のカーテンにしたてみたり、春は桜柄のカーテンにしてみるというのも良いでしょう。このように、和室をより楽しむためにも、カーテンを取り入れることをおすすめします。

3.実際に和室にカーテンを取り入れよう!

和室にカーテンを取り入れるメリットは多いものですが、実際にカーテンを利用するためにはカーテンレールなどが必要になってきます。そんなカーテンを和室に取り入れる方法を解説しましょう。

3-1.カーテンレールを取り付ける

最近の和室だとカーテンレールがついているような部屋もありますが、通常は和室にはカーテンレールはついていません。カーテンレールの取り付け自体はホームセンターや通販でキットを購入すれば簡単にできますが、忙しいようであれば内装屋などにきてやってもらうのも良いでしょう。

3-2.カーテン選びをしよう

和室に取り付けるカーテン選びには注意が必要です。通常の規格のカーテンだと「短すぎる」「丈が足らない」なんてことが出てきます。そのため、内装屋に見繕ってもらうか、しっかりと採寸を取ってから注文・購入しましょう。また、できればカーテンのサンプルを取り寄せて、「実際に部屋に合うかどうか」確かめておきたいもの。

カーテンによっては和室対応・専用のものもあります。こういったカーテンを利用すればより失敗を減らしていくことが可能です。

3-3.取り外した障子の処分

障子は中々かさばるもの。収納スペースをかなり取ってしまいます。おまけに素材自体が脆いですから、保管しておくのも大変です。そのため、今後、障子を使う必要がなければ処分してしまうのが一番でしょう。内装屋であればこういった障子の処分も請け負ってくれますから、大変便利です。
 
 

和室にカーテンを取り付けるのはおすすめですが、カーテン選びから障子の処分まで、色々と手間がかかるもの。そのため、面倒なようであれば全てやってくれる内装屋にお願いするというのも賢い選択です。

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