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お隣から苦情が来る前に!対処しておきたい我が家の「落ち葉」掃除問題

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戸建ての家のメリットとして、庭に好きなように植樹を植えられることがあります。好きな花の木を植えたり、大好きな柿の木を育てたり。それは見た目も素敵ですし、夏場は気持ちの良い木陰ができることもあります。

しかし秋になると多くの木が枯れた葉っぱを落とし、「落ち葉掃除」が大変です。せっかく育った木も、大量の落ち葉を落とすとなると問題です。中にはご近所トラブルに発展し、泣く泣く木を切ってしまった例もあるようです。

こうなる前に我が家の木の落ち葉を、どう対処すれば良いのでしょうか。今日は意外と知らない庭木の落ち葉問題についてまとめてみました。

 

1.庭木がある事のメリットとデメリット

多くの戸建ての家には庭木が植えられており、外からの目隠しや日よけにも役立っています。しかししっかりと剪定などの手入れをしないと、多くの場合その木が原因でちょっとしたトラブルを起こすこともあります。

1‐1庭木は家を守ってくれる

マンションなどと違い、多くの戸建ての家は木造建築であり、暑さや寒さに弱いことがあります。特に夏場の直射日光をそのまま浴びると、外壁塗装もはがれてきますし、部屋の温度も上がります。しかし近くに木が植えてあると、直射日光から家を守り、部屋の気温の上昇も防いでくれます。

また近くに幹線道路がある家は大気汚染も心配ですが、木がたくさん植えてあることにより二酸化炭素の排出量も多少抑えてくれるでしょう。

しかも庭や玄関にバランスよく木を植えれば、不審者からの侵入を防いだり、外からの目隠しになったりして家の中が丸見えということはありません。そう言った意味で、庭木は家を守ってくれる存在とも言えます。

1‐2成長しすぎると、近隣の家に迷惑!?

しかしありがたい庭木も、あまりにも育ちすぎるとトラブルの原因にもなります。例えば美しい花を咲かせる代表と言えば桜の木があります。庭に植えて毎年お花見ができれば良いでしょうが、桜の木の成長は凄まじいものです。枝はもちろん地面も掘り返すほどの根っこが生え、隣の家のブロック塀を盛り返してしまった例もあります。

また桜まではいかないものの、さるすべりの木も庭木の中では人気です。しかし放置しておくと四方八方に伸び放題になり、道路に面した百日紅が邪魔をして視界を遮り、事故につながった例もあります。

庭木は家を守ってくれる面もありますが、その場所に合った植樹をしないとのちのち後悔することもあります。もちろん定期的に枝を切るといった剪定作業が何より大切です。

1‐3お手入れをこまめにしないと、庭木はトラブルにもなる

このように定期的に枝を切り、伸び放題の状態を防がないと庭木はトラブルを起こすことにもなります。

枝が伸び放題になると視界が遮られてしまう他、その枝についた葉っぱが原因で大量の毛虫などが発生することもあるでしょう。さざんかの木にはチャドクガが発生するので、春先には殺虫剤をなどを巻くなどの対処が必要です。

ガーデニングといった花や植物はこまめに手入れをしても、庭木はあまり手入れをしない方も多いかもしれません。しかし庭木を放置することで思いがけないトラブルにつながることはよくあります。その中でも一番多いのが、秋ごろに落ちる大量の落ち葉です。

2.落ち葉を放置しておくとどうなる?

庭木が植えてあると、その多くは秋ごろに大量の落ち葉を落とすことになります。一見落ち葉なんて放っておいても大丈夫というようにも見えますが、実は落ち葉を放っておくと思いがけないトラブルが発生してしまうのです。

2-1落ち葉は虫の宝庫!

山林や森の奥はたくさんの生き物が生息しています。それは動物や鳥たちの餌である「虫」がたくさんいるからです。虫が生息できる場所は木々が多い茂った場所であり、枯れ落ちた葉っぱが寝床となりエサとなります。

つまり落ち葉が大量に落ちている場所というのは虫が集まる場所であり、放っておくと害虫がたくさん集まってしまいます。葉っぱだけでなく風や切り落とした木々を放っておくことにより、そこから白アリが発生することもあるでしょう。落ち葉は適切に処理しないと、すぐに害虫やムカデのような気持ち悪い虫がたくさん発生してしまいます。

我が家だけが害虫被害にあえばまだマシですが、自分の庭木のせいで近隣の家にも大量に虫が発生しまうのを考えると、落ち葉掃除は早めに対処しなくてはなりません。

2‐2側溝や雨どいに詰まって排水の障害になる

家の屋根についている雨どいや、地面のわきにある側溝。これは大雨が降ったときに迅速に雨水を地下などに流す作用があります。

しかしこれら雨どいに落ち葉がつまり、雨水が適切に流れないこともあります。雨どいが機能しないと大雨や台風が来た時に、詰まった場所から水が大量に落ちてしまうこともあり危険です。また側溝に落ち葉が詰まってしまった際も、地面から水があふれ出るトラブルがあります。

落ち葉と言うのはもろそうに見えて案外厚みもありしっかりとした葉っぱが多いものです。雨水を吸った落ち葉は重くなり、排除するにも大変です。こうなる前に、こまめに落ち葉の掃除を行うことが何より大切です。

2‐3近所から迷惑がられる

近所の人が適切に落ち葉を掃除しないせいで、自分の庭に落ち葉がたまって虫が発生したり雨どいが詰まってしまったり。このようなことを毎年繰り返している近隣住民がもしいたのなら、近所のトラブルに発生してしまうでしょう。

迷惑な住人がいるのもつらいですが、自分の庭木が原因で周りに迷惑をかける立場になってしまうのも避けたいものです。庭木の落ち葉というのは常に見張っていることはできず、風が吹いたら思った以上に散ってしまい、多くの家に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。しかしちゃんと掃除をしたはずの落ち葉も、時間が経つとまたどんどん新たな落ち葉が出てきます。落ち葉の掃除は一度で片付けることは難しく、秋の時期は繰り返し掃除をすることが大切です。

3.落ち葉を掃除するための便利な道具たち

落ち葉は定期的に掃除すれば多くのトラブルは防ぐことができます。ほうきとちりとりで小まめに掃除すれば良いですが、多くの落ち葉を毎日掃除するのは結構大変です。そんなときは便利な道具に頼ったり、プロの手を借りることも方法の1つです。

3-1家庭でも使える「ブロワー」

歩道に落ちた大量の落ち葉を、ホース状の風が出てくる道具で一気に片付けている業者さんを見たことはありませんか?

あの道具は「ブロワー」と言い、効率よく落ち葉の掃除ができるものです。ブロワーはネットやホームセンターでも売られており、値段は安いもので1万円程度で購入できます。しかも最近のブロワーは風圧で落ち葉を集めるだけでなく、中には掃除機のように落ち葉を吸い込む機能も付いており、簡単に落ち葉を回収することもできます。

ブロワーの便利な点は腰をかがめることなく、あっという間に落ち葉を一か所に集めることができること。しかも風圧で落ち葉を集めることに爽快感を感じ、落ち葉掃除が好きになったという話も聞きます。毎年落ち葉掃除が大変だと感じている方にはぜひおススメしたい道具です。

3‐2落ち葉用のガーデンバケツもあると便利

庭木の落ち葉を集めるのは、ビニール袋に詰める作業に手間がかかるのが特徴です。ほうきやちりとりで集めても、うまくビニールに入らずに何度もかがんで落ち葉を拾う必要があります。これは結構ひざや腰に負担がかかってしまいます。

そこで最近注目されているのが「落ち葉用のガーデンバケツ」です。一見すると普通の大き目のバケツに見えますが、使わないときはコンパクトに縮まり、使用時はあっという間に広がって効率よく落ち葉を集めることができます。またバケツの中に集めた落ち葉を利用し、堆肥や腐葉土を作ることも可能です。落ち葉の掃除に利用するのはもちろん、ガーデニングや木の枝を切る時にもあると便利な道具です。

3-3大変な落ち葉掃除、プロに頼むのもおススメ

いろいろと便利な道具はありますが、やはり落ち葉掃除は腰をかがめて掃除をする必要があり、高齢者の方などには結構な負担になります。また共働き世帯が多い現在では、落ち葉の掃除をする時間すらなく、近所に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。

そんな時にはさまざまな仕事を引き受けてくれる、便利屋さんを中心としたプロに掃除を頼むのも良いでしょう。便利屋さんの多くは落ち葉の原因になる木の剪定も行ってくれますし、散ってしまった落ち葉の掃除も驚くほどキレイにしてくれます。

これ以上落ち葉が散らないように木を切る時も、素人が行うと不格好になることが多いです。しかし便利屋さんなどのプロに頼むと、剪定も上手にバランスよく切ってくれます。掃除に関してもどうしたら効率よくできるかなどアドバイスももらえるので、お試しで頼んでみても良いでしょう。

4、まとめ

見た目が良いから、夏には木陰を作ってくれるから。そんな軽い気持ちで最初は植樹した庭木も、成長して葉っぱが落ちるたびに深刻な落ち葉問題を引き起こしてしまうかもしれません。

落ち葉になる木が家にあるのなら、秋には責任を持ってきちんと落ち葉掃除をしましょう。最近ではブロワーをはじめとした便利な道具もありますから、効率よく掃除のできる道具を利用するのも良さそうです。

またなかなか掃除ができない、落ち葉掃除が負担という方にはプロに相談してみるのもおススメです。落ち葉掃除を行ってくれるのはもちろん、どうすれば落ち葉を防ぐことができるのか相談することもできます。大きな近隣トラブルになる前に、しっかりとした落ち葉対策をすることが大切です。

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