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知らないと損をする!?エアコン掃除の価格を知ろう

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エアコン掃除用の道具はホームンセンターなどでも販売されており、自分でクリーニングを行う人もいます。 しかし、注意が必要なのが、エアコンによって必要な手入れの方法やクリーニング方法が異なることです。年式や材質の関係で市販のクリーナーを使うとエアコン故障の原因となることもあり、細かな注意が必要なのです。 そのため、専門業者に頼んだ場合の価格や、自分で行った際のリスクも含めてしっかりと知ることが重要なのです。

1.エアコン掃除をしないとエアコンの寿命が縮んでしまう

エアコンを長持ちさせるためには定期的な掃除が重要になってきます。
これはフィルターにホコリが溜まって目詰まりや、冷却フィンの汚れがエアコンの効きを悪くするからです。エアコンが効き辛くなればそれだけ長時間運転させることになり、エアコンにも負担がかかります。
掃除はエアコンを長持ちさせるための重要なポイントなのです。

1-1.フィルターの掃除は日頃の手入れで行える部分

エアコンの冷却能力や暖房能力を左右するのがフィルターの状況です。フィルターにホコリが詰まってしまうと空気の循環が悪くなり、冷暖房が効き辛くなってしまいます。

フィルターは取り外しが簡単な構造であることが一般的で、一般家庭でも掃除がしやすいように工夫されています。中には自動でフィルターなどの掃除を行う機能が組み込まれたエアコンもあります。 フィルターの掃除は定期的にした方が良く、ひと月に1度は行った方が良いと言う業者もいるほどです。

オフシーズンであってもエアコンにホコリが蓄積することはあり得るため、フィルターをまめに掃除することがエアコンを長持ちさせる基本になるのです。 ただし、構造的に脆く、力を入れると簡単に壊れてしまうフィルターも存在します。出来ればエアコンの取扱説明書を確認し、取り外し方を確認しながら手入れするのがおすすめです。

1-2.家庭で出来るエアコンフィルターのお掃除方法は

エアコンフィルターの掃除方法は、エアコンにフィルターがついた状態から始めます。これは表面にホコリが多く付着している事が多いからで、そのまま外すとほこりが室内に飛び散りやすいからです。

まず、エアコンのカバーを外し、フィルターの表面やその周辺に掃除機をかけます。 次にフィルターを取り外し、お風呂場や家の外など、水が使える場所に持っていきフィルターの掃除を始めます。これは、掃除機で吸うだけでは細かいホコリが落とせないだけでなく、強引な作業がフィルターを傷つけてしまったり、かえってホコリが詰まる原因になることがあるためです。

フィルターは外側から掃除機で吸います。内側から吸ってしまうとフィルターの網目にホコリが詰まる原因となります。

次は、シャワーなどを使ってフィルターの内側から水をかけてあげるとほこりが取れやすくなります。 汚れがひどい場合は柔らかいブラシに中性洗剤を薄めてつけ、力を入れすぎないように注意して洗います。汚れが落ちたら十分にすすいで陰干しします。エアコン内部のホコリを軽く払ってフィルターを設置し、お掃除は終わりになります。

2.業者の掃除と一般家庭の掃除の違いと、価格のポイント

フィルターの掃除と、内部のホコリをざっととることは一般家庭でもできます。しかし、内部にあまり手を触れすぎれば故障の原因になりますし、冷却ファンなどの汚れを落とすことは難しいのです。

市販のエアコンクリーナーは1000円以下の価格のものも存在し、非常に手軽に見えます。 ただ、エアコンは年式やメーカーによって内部に使っている素材などが違い、クリーニング後に必要な措置も変わってきます。掃除がかえってエアコンの寿命を縮める場合もあるのです。業者に頼むとお金がかかるのは、そう言った知識があるだけでなく、掃除のための技術が存在するからなのです。

2-1.業者は冷却ファンなどの内部の汚れもしっかり取る

業者にクリーニングを依頼した際はフィルターの掃除だけでなく、内部の冷却フィンなども含めて徹底的に洗浄します。家庭との大きな違いは、使用する洗浄剤の質と、その後のケアです。

まず、洗浄剤は市販のものより強力であることも多く、その分効果が高いのが通常です。そして、電気系統に洗浄剤がつけばショートを起こして故障の原因となるため、事前の準備を行うのが通常です。洗浄剤やすすぎのための水も大量に使うのがポイントで、その後の乾燥の過程まで含めて初めてプロの仕事なのです。 もちろん、室内が汚れないようにビニールシートなどを使って養生することや、クリーニング後の動作確認なども仕事の内です。

一般家庭でクリーナーを使って掃除しても、内部の洗浄が不十分であることや、電気系統にダメージを与える使い方をしていること、乾燥などが十分に行われないなど、かえって故障を招くリスクが高くなるのです。 業者に依頼した場合は、価格分の仕事をしてくれることを前提に考えるのもポイントになるのです。

2-2.業者によってサービスの範囲や使う洗浄剤の質も違う

業者にエアコンの掃除を頼んだ場合、業者間の価格差の大きさに戸惑う人も多いはずです。これはエアコンクリーニングに掛ける手間や考え方が違うからで、どれくらいのサイクルを目指しているかでも異なって来るからです。

例えば、年に一度本格的なエアコンクリーニングを想定する場合と、数年に一度のクリーニングを想定する場合は、使用するクリーナーやその後の処置が大きく変わってきます。価格が高い業者は抗菌や防カビまで含めた予防措置を行い、良い状態がより長持ちするように工夫していることも多いのです。 もちろん、フィルターにホコリが溜まることは変えようがありませんが、雑菌の繁殖を抑え、悪臭がしなくなる期間は長くなり、エアコンの寿命もより長くなる可能性があります。

では、安い業者は手抜きをしているかと言えばそうとは限らず、こまめな掃除をすればより寿命を延ばせると考えている場合もあるのです。また、エアコンの寿命を延ばせばそれだけ長く使えますが、省エネ性能ではどんどん最新式のものに劣っていきます。 買い替えを前提に考えれば、常に一番価格が高いクリーニングが良いとは限らないのです。そのため、価格の安いクリーニングでつなぎながら、タイミングをうかがうと言うのも一つの方法なのです。

3.エアコンの掃除が節電やアレルギー予防に役立つ面も

エアコンのフィルターやフィンに汚れがたまると、雑菌やカビが繁殖し、悪臭の原因となることがあります。また、ハウスダストなどのアレルギーの原因になることもあり、エアコンの掃除は必須になると覚えておいた方が良いのです。

フィルターを掃除するだけでの冷暖房の効き目は変わってくるため、日頃の電気料などにも影響を与えます。 エアコンを長持ちさせるためだけでなく、節電のためにも掃除は重要になるのです。

エアコンの掃除で一般家庭でも出来るのはフィルターと、その周辺程度です。クリーナーを使ってフィンを掃除することもできますが、掃除が中途半端であればかえって雑菌の繁殖を招いてしまう場合や、エアコン内に残った水分で腐食が進み、故障の原因となることもあります。

しかし、内部に汚れがたまっていなければフィルター掃除だけでも十分な効果を得られる場合も多く、毎年業者にまで頼んでエアコンを掃除する必要がないケースも出てくるのです。これは頻繁な内部の掃除自体がエアコンの寿命を縮めるケースもあり得るからです。

一方で、業者に頼んだ方が内部まで完璧な仕上がりを期待できるため、清潔性を保ちやすくなります。節電効果も強くなるため、定期的に頼む方法や、付加価値の高いクリーニング業者により長いスパンで掃除を依頼する方法もあります。

ポイントになるのは価格に納得できるかで、自分が掛けられる手間に合わせたバランスも重要になります。例えば、定期的にエアコンの掃除をする時間が取れない場合は、年一回業者を頼んでしまうのも一つの方法で、価格帯は自分の懐具合に合わせてと言う方法もあるのです。

省エネ性能を重視したエアコンが欲しければ、故障を防ぐためにもクリーニング業者に最低限の掃除を依頼し、買い替えを前提で使っていく方法もあります。その間は自分で掃除するなど、使い分けもしやすくなります。 自分の満足度に合わせて業者を使い分けるのも方法で、正解が一つとは限らないのです。

4.さいごに

業者と一般家庭で出来るクリーニングは根本的な違いがあり、出来る範囲も大きく異なります。 価格は選択肢の一つであり、絶対的な良し悪しを決めるものではないのです。

自分の満足度やかけられる労力によって、出来る範囲は自分で、本格的な掃除は定期的に業者に依頼するなど使い分けを行うのも賢い方法です。 ただ、自分でやった方が安いからと自分でエアコンの掃除を全て完結させるのはリスクが高く、おすすめは出来ないのです。

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